「GUNDA/グンダ」
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【上映日程】 ※水曜定休日
2022年2月19日(土)〜2月25日(金)14:20〜16:03
2022年2月26日(土)〜3月4日(金)11:45〜13:28
※上映時刻が変更になる場合があります。ご来館前にご確認ください。
ご予約システムは2週間くらい前から可能となります。
農場に暮らす動物たちの深遠なる世界を、斬新な手法で叙情豊かに描いたネイチャードキュメンタリー。とある農場で暮らす母ブタ「GUNDA」。生まれたばかりの子ブタたちが、必死に立ち上がり乳を求める。一本脚で力強く地面を踏みしめるニワトリや、大地を駆け抜けるウシの群れ。研ぎ澄まされたモノクロームの映像と驚異的なカメラワーク、人工的な音楽及びナレーションを排した迫力の立体音響で、動物たちの本質に宿る美しさや躍動感あふれる生命の鼓動を映し出す。「アクアレラ」のビクトル・コサコフスキーが監督を務め、俳優ホアキン・フェニックスが製作総指揮に名を連ねた。
【監督】ビクトル・コサコフスキー
2020年製作/93分/アメリカ・ノルウェー合作
原題:Gunda
配給:ビターズ・エンド
予告編のモノクロームの映像が美しくて、見てみました。
観終わって、映画見て40数年で、初めての映画体験だったという思い。
出だしで、グンダ(親豚)の大きな顔の脇から、転げ落ちる、生まれたばかり
思える子豚がかわいくて^^)
ふるふる震えながら、またグンダのほうへ戻ていく、この子豚が体が光に透けてような、小さい天使でした。
これを見ただけでやばいです、もー、この映像の虜になります^^)。
スローな映像と、アップで見せる、特に鶏の動きなど、今でも思い出せほど印象的。
この映画、カラーで無いのが特出で、
カラーなら、今思うとソフトフォーカスで、スチール・キャメラマンで、これが第1作の
デイヴィッド・ハミルトン監督の「ビリティス」や、ジョン・オルコット撮影の「バリーリンドン」が思い出されますが
それよりも、この撮影は、映画を見終わったから何が近いかな?と思うと
あの、馬の息使い、タラ・ベーラの作品の『ニーチェの馬』フレッド・ケレメンの撮影が近い。
静と動ですが、受ける印象は同じくらい感動的です。
ps
観て、損のない映画かなと、思います。
家に帰って、ツレが今日は何見てきたのでいうので
あの豚の「グンダだよ」といったら、「あー、あのナレーションも音楽もない映画ね」
と言われて、初めて音楽も無かったことに気がついたよ。