あまや座

茨城県那珂市瓜連あるミニシアター

『東京カウボーイ』6/15(土)〜6/28(金)

『東京カウボーイ』

【上映日程】 ※水曜定休日

6/15(土)16:00〜18:08
6/16(土)〜21(金)12:00〜14:08
6/22(土)〜28(金)10:08〜12:13

※上映時刻が変更になる場合があります。ご来館前にご確認ください。
ご予約システムは2週間くらい前から可能となります。

井浦新がアメリカ映画で初主演を務めたヒューマンドラマ。

東京でブランドマネージャーとして働くヒデキは、上司でもある婚約者ケイコと新居を探す一方で、経営不振に陥ったモンタナ州の牧場で和牛を飼育して収益改善を図る計画を立ち上げる。ヒデキは神戸牛づくりの名人であるワダをアドバイザーに迎えて現地入りするが、初日からワダがトラブルに見舞われ、説明会や現地視察をヒデキ1人で行うことに。いつものスーツ姿で事業計画をプレゼンするヒデキだったが、祖父の代から牧場を運営するペグから見込みの甘さを指摘されてしまう。牧場の従業員ハビエルやその家族との交流をきっかけにスーツを脱ぎ捨てたヒデキは、文化の違いを越えて土地や仕事を理解することの大切さを学んでいく。

恋人ケイコを藤谷文子、アドバイザーのワダを國村隼が演じた。テレビ番組のディレクターやプロデューサーを長年務めてきたマーク・マリオットの長編映画初監督作で、キャリア初期に山田洋次監督作の海外現場に参加した際の経験をもとに本作を撮りあげた。

【出演】井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼、他 
【監督】マーク・マリオット

2023年製作/118分/G/アメリカ
原題:Tokyo Cowboy
配給:マジックアワー
劇場公開日:2024年6月7日

公式HP https://www.magichour.co.jp/tokyocowboy/

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  1. 井浦新さんの舞台挨拶付き上映を観に行きました。

    映画は、効率重視の日本のビジネスマンが、アメリカの牧場へ生き、牧場を取り巻く人々と馴染んでいくうちに心を取り戻していくという予定調和に物語が進み、途中で婚約者の女性がアクシデントで死んでしまうといった様なドラマもない。予想通りにストーリーが進んでしまうので感想を述べにくい映画であった。

    それでも、井浦新演じるヒデキが少しずつ変わっていく様や、美しい自然など見るべき所はあった。

    上映後の舞台挨拶で井浦新さんに『福田村事件』で不倫している妻を見つめる夫の演技は、演技として演じているのか、自然とそういう気持ちが見ているのか、鑑賞していてわからなかった、という質問をしたところ、「両方だと思います」と答えていらしたのが印象的だった。

    そのあと、役者として全て演技を見せたい、自然体の自分を一切見せたくないという人もいて、井浦新さんの場合はデビュー作の是枝裕和監督の『DISTANCE』が、井浦新さんの自然体をドキュメンタリーで撮っていくような手法で撮られていて、自然体の自分をカメラに撮られることに抵抗はないというお話でした。

    Wikipediaによると、『DISTANCE』は「キャストに手渡された脚本はそれぞれの出演部分だけで、相手の台詞は書き込まれておらず、俳優たちは物語の全貌を映画が完成するまで知らなかった。物語の空白の部分は、それぞれの役者の感性によって作られていった」とのことで、そこに井浦新さんの原点があると思う。

    また、Wikipediaの井浦新さんの項では「「瑛太を役者として愛してやまない」と語っており、演技の幅の広さや表現力の豊かさ、ストイックな姿勢を尊敬している。後に映画『光』で共演が実現した際には「今回はお互いが本能のままに演じ、キャッチボールができたのもうれしかった。本能のままに演じるというのは、もろくて壊れやすい側面もあるので、危険な行為だと思うんです。でも、お互いが直感のままに感じたことをやり、作品として成立できたことは感動ですね」と語っており、その後は友人として深い関係が続いている」とのこと。

    Wikipediaを読んでいなかったので、このつぎ井浦新さんの舞台挨拶がある時は、その辺りのことを質問してみたい。

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