『水深ゼロメートルから』
【上映日程】 ※水曜定休日
6/8(土)12:15〜13:52 舞台挨拶開催
6/9(日)〜14(金)12:15〜13:52
6/15(土)18:50〜20:30
6/16(日)〜21(金)17:40〜19:17
※上映時刻が変更になる場合があります。ご来館前にご確認ください。
ご予約システムは2週間くらい前から可能となります。
「カラオケ行こ!」「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督が、2019年に開催された第44回四国地区高等学校演劇研究大会で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞した徳島市立高等学校の同名舞台劇を映画化した青春群像劇。
高校2年生のココロとミクは体育教師の山本から、夏休みに特別補習としてプール掃除を指示される。水の入っていないプールには、隣の野球部グラウンドから飛んできた砂が積もっていた。2人が嫌々ながらも掃除を始めると、同級生で水泳部のチヅルや、水泳部を引退した3年生のユイも加わる。学校生活や恋愛、メイクなど何気ない会話を交わすうちに、彼女たちの悩みが溢れ出し、それぞれの思いが交差していく。
舞台版の原作者・中田夢花が脚本を手がけ、メインキャストにはココロ役の濱尾咲綺、ミク役の仲吉玲亜、チヅル役の清田みくり、ユイ役の花岡すみれらフレッシュな顔ぶれがそろった。
【出演】濱尾咲綺、仲吉玲亜、清田みくり、花岡すみれ、他
【監督】山下敦弘
【スチール】根矢涼香
2024年製作/87分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2024年5月3日
(C)「水深ゼロメートルから」製作委員会
舞台挨拶つき上映を観に行った。
高校生の演劇が元になっていて、舞台化、映画化と進んだらしい。
生理なのにプールに入る授業を受けさせられて体育の先生を恨み、力では男に敵わないからとお化粧に命を賭ける女子高生。と、「あたしだって、もっと派手なお化粧をしたいわよ!」とブチ切れ、校舎の裏で煙草を吸っている体育教師、砂の入ったバケツを野球部のグラウンドにぶちまけて「楠、負けねえからな!」と叫ぶ女子高生。
俯瞰で見ると、今どきのジェンダー論を扱っている映画に見えた。