『ハイパーボリア人』
短編「名前のノート」と併映
【上映日程】 ※水曜定休日
2025/2/22(土)15:00~16:29
2025/2/23(日)〜2/28(金)14:30~15:59
2025/3/1(土)〜3/7(金)12:15~13:44
※上映時刻が変更になる場合があります。ご来館前にご確認ください。
ご予約システムは2週間くらい前から可能となります。

「オオカミの家」で世界的に注目を集めたチリの監督コンビ、クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャの長編第2作。主演俳優アントーニア・ギーセンやパペット姿のレオン&コシーニャ監督が実名で登場し、チリ現代史の暗部やナチスドイツをモチーフに、実写やコマ撮りなどさまざまな手法を駆使して描きだす。
女優で臨床心理学者のアントーニア(アント)・ギーセンは、幻聴に悩まされているというゲーム好きの患者を診察する。アントからその話を聞かされた友人の映画監督レオン&コシーニャは、幻聴の内容が実在したチリの外交官・詩人でヒトラーの信奉者でもあったミゲル・セラーノの言葉だと気づき、これをもとにアントの主演映画を撮ろうと提案。アントはセラーノの人生を振り返る映画の撮影を始めるが、いつしか謎の階層に迷い込み、チリの政治家ハイメ・グスマンから、国を揺るがすほどの脅威が記録された映画フィルムを探すよう命じられる。
レオン&コシーニャ監督による2023年製作の短編「名前のノート」が同時上映。
【出演】アントーニア・ギーセン、フランシスコ・ビセラル・リベラ
【監督】クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ
2024年製作/71分/G/チリ
原題または英題:The Hyperboreans
配給:ザジフィルムズ、WOWOWプラス
公式HP https://www.zaziefilms.com/loshiperboreos/
(C)Leon & Cocina Films, Globo Rojo Films
『名前のノート』
2018年のストップモーションアニメ映画「オオカミの家」で長編デビュー作にして世界的注目を集めたチリの監督コンビ、クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャによる短編アニメーション。
チリのピノチェト軍事政権下で行方不明となった未成年者たちを重厚なアニメーションで追悼した作品で、レオン&コシーニャ監督の他作品と同様に、映像や音響(合唱)を若者たちとのワークショップによって制作した。2024年・第48回オタワ国際アニメーション映画祭出品作品。
レオン&コシーニャ監督の長編第2作「ハイパーボリア人」と同時上映で劇場公開。
【監督】クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ
2023年製作/8分/G/チリ
原題または英題:Cuaderno de Nombres
配給:ザジフィルムズ、WOWOWプラス
公式HP https://www.zaziefilms.com/loshiperboreos/
(C)Leon & Cocina Films, Globo Rojo Films
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