「幼な子われらに生まれ」
ⓒ2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会
【上映日程】
2017年11月4日(土)〜11月10日(金) 12:30〜14:47
2017年11月11日(土)〜11月17日(金) 19:00〜21:17
※毎週水曜日定休日
祝!第41回モントリオール世界映画祭 審査員特別大賞受賞!!
茨城県内初上映!!
直木賞作家・重松清の同名小説を浅野忠信、田中麗奈主演で映画化したヒューマンドラマ。中年サラリーマンの信と妻の奈苗はバツイチ同士で再婚し、奈苗の連れ子である2人の娘とともに幸せに暮らしていた。奈苗の妊娠が発覚し、長女が「本当のパパ」に会いたいと言いはじめる。前の父親である沢田とはDVが原因で離婚していたため、信と奈苗は長女が沢田と会うことに反対するが、長女は父親としての信の存在自体を辛辣な言葉で否定する。そんな長女を前妻との間に生まれた実の娘とつい比べてしまい、現在の家庭を維持することに疲弊した信は、新たに生まれる命の存在すらも否定したくなる心境になっていく。信役、奈苗役を浅野と田中が、奈苗の前夫役を宮藤官九郎、信の前妻役を寺島しのぶがそれぞれ演じる。監督は「幸せのパン」「繕い裁つ人」の三島有紀子。1996年の小説発表時から重松と映画化の約束を交わしていたという、荒井晴彦が脚本を担当した。
監督:三島有紀子 原作:重松清
出演:浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽
配給:ファントム・フィルム 上映時間:127分
公式HP http://osanago-movie.com/
8月26日(土)、テアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
ⓒ2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会
こ
れは面白いです、奥さんに依存されながら、
連れ子とはうまくいかず「他人だから」と
言われ、娘の部屋に自分が入らない為の鍵
を部屋のドアに設置する浅野さん演じる夫
とシンクロして映画を観ているときは、不
安とやり場の無い怒りで一杯になったが、
今、約3ヶ月過ぎて作品を思うと、その様
な怒りも不安な感情も消えていて、不思議
に映画の中の角が取れ、最後に思い至った
のは夫婦の長い(これからも含め)長い物
語の始まりの映画だったと思うのです。