「聖地には蜘蛛が巣を張る」
【上映日程】 ※水曜定休日
6/17(土)〜23(金) 14:10〜16:18
※上映時刻が変更になる場合があります。ご来館前にご確認ください。
ご予約システムは2週間くらい前から可能となります。

解説
「ボーダー 二つの世界」の鬼才アリ・アッバシ監督が、イランに実在した殺人鬼サイード・ハナイによる娼婦連続殺人事件に着想を得て撮りあげたクライムサスペンス。
2000年代初頭。イランの聖地マシュハドで、娼婦を標的にした連続殺人事件が発生した。「スパイダー・キラー」と呼ばれる殺人者は「街を浄化する」という声明のもと犯行を繰り返し、住民たちは震撼するが、一部の人々はそんな犯人を英雄視する。真相を追う女性ジャーナリストのラヒミは、事件を覆い隠そうとする不穏な圧力にさらされながらも、危険を顧みず取材にのめり込んでいく。そして遂に犯人の正体にたどりついた彼女は、家族と暮らす平凡な男の心に潜んだ狂気を目の当たりにする。
ザーラ・アミール・エブラヒミがジャーナリストのラヒミを熱演し、2022年・第75回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞。
【出演】メフディ・バジェスタニ、ザーラ・アミール・エブラヒミ、アラシュ・アシュティアニ、他
【監督】アリ・アッバシ
2022年製作/118分/R15+/デンマーク・ドイツ・スウェーデン・フランス合作
原題:Holy Spider
配給:ギャガ
https://gaga.ne.jp/seichikumo/
(C)Profile Pictures / One Two Films
この映画は、「見るべき映画」です
感想を書きずらく、今になってしまいましたが、
4月に川崎のチネチッタで観てきました。
民族性なのか、家族、民衆と自分との感覚の
違いに驚かされる映画でした。
映画を観ながら、この映画どうなるんだろう?
と思っているあいだに、とんでもないエンデングを
迎えます。
例えれば、
水の鍋に入ったカエルが、だんだん鍋が沸騰しても
死ぬまで気がつかないような、
徐々にイラン色(大げさかな^^:
に、偏っていきそうになる映画でした。
日本映画の「ロストケア」など可愛いもので
そんな奴は殺せ!という感じ。
特に家族、子供たちの親の行動を崇拝する姿が
悍ましい。
あの絨毯に包まる子供の姿に、吐き気がします(大げさか^^;
そういう点では、あなたがどう感じるか?
観るべき映画だと思います。
ps
観る前は、「北欧サスペンス」(北欧じゃないけど^^;)
みたいな、殺人事件の謎解き映画と思ってましたが
えー、こんな映画なの!!という、衝撃があります。