『美晴に傘を』
【上映日程】 ※水曜定休日
2/22(土)12:05〜14:50 上映後舞台挨拶
2/23(日)〜2/28(金)12:05〜14:18
3/1(土)〜3/4(火)15:50〜18:03
※急で申し訳ございませんが、劇場都合により3/6(木)の上映はお休みとなります。
3/7(金)15:50〜18:03
※上映時刻が変更になる場合があります。ご来館前にご確認ください。
ご予約システムは2週間くらい前から可能となります。

自然豊かな北海道の小さな町を舞台に、家族の再生の物語をつづったヒューマンドラマ。
北海道で暮らす漁師の善次は、ケンカ別れしてから一度も会っていない息子の光雄をがんで亡くしてしまう。東京で執り行われた葬儀にも出席しないまま四十九日を迎えようとしていたある日、光雄の妻・透子が娘の美晴と凛を連れて訪ねてくる。突然の訪問に戸惑い上手く接することができない善次だったが、彼女たちを通して亡き息子に思いを馳せていく。自閉症で聴覚過敏を持つ美晴を守るのに必死な透子と、守られてきた世界から外に踏み出したいと願いながらも、不安を感じると夢の中に逃げ込んでしまう美晴。小さな町の人々とも交流するなかで、3人は自分自身の内なる声に耳を傾けはじめる。
息子を亡くした漁師・善次役で升毅が主演を務め、息子の妻・透子を田中美里、自閉症の孫娘・美晴を日髙麻鈴が演じた。劇団牧羊犬を主宰し、短編映画で国内外から高く評価されてきた渋谷悠の長編初監督作。
【出演】升毅、田中美里、日髙麻鈴、和田聰宏
【監督】渋谷悠
【撮影監督】早坂伸
2025年製作/123分/G/日本
配給:ギグリーボックス
公式HP https://miharu-movie.com/
(C)2025 牧羊犬/キアロスクーロ撮影事務所/アイスクライム
面白かったです、ぜひ「あまや座」で見てください^^)
映画の途中たたみかける様な編集(登場人物の3人の想い/カット(場面)を重ねていく)があり
その素晴らしさに驚き、映画か終わってから監督と主演の升毅さん、撮影・共同プロデユーでも
ある早坂さんの舞台挨拶もあったので、終わってその点を監督に聞いたら
もっと場面展開を遅くしようという話もあったそうですが、
観客が見て考えを挟む前に場面を変えたかったのであの速さにしましたという。
本当に映像が流れ込んでくるという感覚で、そのあと美しいブドウ畑を上空から映す
クールダウンの様な時間はさむという素晴らしさでした。
同じ編集シーンがラストにもあり、ここは音楽もプラスされるのですが・・皆さんどう感じるか
観てのお楽しみです^^)
それに、佐々部監督作品常連の升毅さんの静かな優しさとセリフの温かみ、また後半の
田中美里さんが一人海辺を散歩するシーンの海の青さの美しさが印象的でした。
淡い青というか、空と海の境界が無いような美しさでした。