『港に灯がともる』
【上映日程】 ※水曜定休日
2025/1/25(土)〜31(金)10:05〜12:14
2025/2/1(土)〜2/7(金)16:45〜18:52
※上映時刻が変更になる場合があります。ご来館前にご確認ください。
ご予約システムは2週間くらい前から可能となります。

阪神淡路大震災の翌月に神戸に生まれた在日韓国人3世の女性を主人公に、高校卒業から12年間にわたる葛藤と模索の日々をつづったドラマ。自身の出自と親から聞かされる震災の記憶の板挟みになり双極性障害を発症した主人公が、コロナ禍を経て回復を目指すなかで希望を見いだしていく姿を描く。
1995年の震災で甚大な被害を受けた神戸市長田区。当時そこに暮らしていた在日韓国人・金子家の娘として生まれた灯(あかり)は、両親から家族の歴史や震災当時の話を聞かされても実感を持てず、どこか孤独と苛立ちを募らせていた。震災で仕事を失った父・一雄は家族との衝突が絶えず、家にはいつも冷たい空気が流れている。やがて、しっかり者の姉・美悠が日本への帰化を進めようとしたことから、家族はさらに傾いていく。
「ソロモンの偽証」の富田望生が灯役で主演を務め、姉・美悠を「サマーフィルムにのって」の伊藤万理華、弟・滉一を「まなみ100%」の青木柚、母・栄美子を麻生祐未、父・一雄を甲本雅裕が演じた。NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の安達もじり監督がメガホンをとった。
【出演】富田望生、伊藤万理華、青木柚、山之内すず
【監督】安達もじり
2025年製作/119分/G/日本
配給:太秦
(C)Minato Studio 2025
監督の感性が伝ってくる秀作でした。
主人公の少女の咆哮が見終わってからも心に残る、
彼女の理解されない苦しみ、諦めに転換して鎮めることもできない
素直な咆哮が見る側にも伝わる、父親の部屋での長廻しの採用や
エンデングに彼女を据える監督のセンス良さと
主人公を演じた富田望生さんの姿勢、声のトーンなどこれが考えつくされて
ものであるなら将来を約束されたようなものだ。
言いすぎかな^^;、期待してます。
伊藤万理華さんもお友達役で出ていました。