あまや座

茨城県那珂市瓜連あるミニシアター

『侍タイムスリッパー』12/21(土)〜

『侍タイムスリッパー』

【上映日程】 ※水曜定休日

12/21(土)〜27(金)10:05〜12:26
12/28(土)〜30(月)16:35〜18:56
2025/1/4(土)〜10(金)14:10〜16:31

※上映時刻が変更になる場合があります。ご来館前にご確認ください。
ご予約システムは2週間くらい前から可能となります。

現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いた時代劇コメディ。

幕末の京都。会津藩士の高坂新左衛門は家老から長州藩士を討つよう密命を受けるが、標的の男と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失ってしまう。目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった。新左衛門は行く先々で騒動を起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだことを知り、がく然とする。一度は死を覚悟する新左衛門だったが、心優しい人たちに助けられ、生きる気力を取り戻していく。やがて彼は磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩き、斬られ役として生きていくことを決意する。

テレビドラマ「剣客商売」シリーズなど数々の時代劇に出演してきた山口馬木也が主演を務め、冨家ノリマサ、沙倉ゆうのが共演。「ごはん」「拳銃と目玉焼」の安田淳一が監督・脚本を手がけ、自主制作作品でありながら東映京都撮影所の特別協力によって完成させた。

2024年8月17日に池袋シネマ・ロサの一館のみで封切られ(8月30日からは川崎チネチッタでシーンを追加した「デラックス版」が上映スタート)、口コミで話題が広まったことから同年9月13日からはギャガが共同配給につき、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ日比谷ほか全国100館以上で順次拡大公開される。

【出演】山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰蘭太郎、他
【監督】安田淳一

2024年製作/131分/G/日本
配給:ギャガ、未来映画社
劇場公開日:2024年8月17日

公式HP https://www.samutai.net/

(C)2024未来映画社

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. 令和の痛快時代劇、侍タイムスリッパー!
    『カメラを止めるな』の再来とも云われる自主映画から全国へ拡大公開された作品です。
    東映京都撮影所のエピソード等はインターネットで記事になっているので、ここでは自分の感想を書こうと思います。

    主演の山口馬木也さんは長いキャリアの中で、初の主演作品であり、会津訛りといい、所作といい、本物の侍に見えます。
    一番笑ったのは(福本清三さんが演じる筈だった)殺陣師関本が高坂新左衛門に何度も斬られてしまうシーンです。

    心に沁みたシーンは高坂新左衛門が140年前の幕末戊辰戦争のあと、会津藩士たちが悲惨な運命を辿ったことを知ってしまうシーン。
    あれがあるのと無いのでは映画の深みが全く違ってくるように思います。

    それが伏線となって、ラストの会津藩士と長州藩士の真剣を用いた闘いへとなだれ込みます。

    観客の皆さんにお願いしたいのは、最後のスタッフロールで惜しみない拍手を送って下さい。

    『侍タイムスリッパー』は、ひとつの奇跡のような素晴らしい時代劇です。

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