あまや座

茨城県那珂市瓜連あるミニシアター

『徒花 ADABANA』11/30(土)〜12/13(金)

『徒花 ADABANA』

【上映日程】 ※水曜定休日

11/30(土)17:00〜18:44
12/1(日)17:30〜19:14
12/2(月)17:00〜19:14 上映後舞台挨拶付
12/3()〜12/6(金)17:00〜18:44
12/7(土)〜12/13(金)12:25〜14:09

※上映時刻が変更になる場合があります。ご来館前にご確認ください。
ご予約システムは2週間くらい前から可能となります。

長編デビュー作「赤い雪 Red Snow」で国内外から高く評価された甲斐さやか監督が、20年以上の歳月をかけて構想・脚本執筆し、井浦新と水原希子の共演で撮りあげた日仏合作映画。

ある最新技術を用いた延命治療が国家により推進されるようになった近未来。裕福な家庭で育った新次は妻との間に娘も生まれ理想的な家庭を築いていたが、重い病に冒され病院で療養している。手術を控えて不安にさいなまれる新次は、臨床心理士まほろの提案で自身の過去についての記憶をたどりはじめ、海辺で知りあった謎の女性や、幼い頃に母からかけられた言葉を思い出していく。記憶がよみがえったことでさらに不安を募らせた新次は、“それ”という存在に会わせてほしいとまほろに懇願。“それ”とは、上流階級の人間が病に冒された際に身代わりとして提供される、全く同じ見た目の“もう1人の自分”であった。

主人公・新次を井浦、臨床心理士まほろを水原が演じ、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏が共演。編集に「落下の解剖学」で第96回アカデミー編集賞にノミネートされたロラン・セネシャルが参加しており、「ドライブ・マイ・カー」も手がけた山崎梓とともに共同で編集を担当している。

【出演】井浦新、水原希子、三浦透子、甲田益也子、他
【監督】甲斐さやか

2024年製作/94分/G/日本/配給:ナカチカピクチャーズ

(C)2024「徒花 ADABANA」製作委員会 / DISSIDENZ

公式HP  https://adabana-movie.jp/

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. 長編デビュー作『赤い雪 Red Snow』が好きで、今回の作品を楽しみにしていました。

    作品はクローン人間を金持ちがけが所有できる未来の話であり、後半からの
    相手との関わり合いは興味深いものでした。

    話は判り難い面もありましたが、映像の美しさと、主演の井浦 新さんの演技の素晴らしさが目を引きました。
    水原希子さんも素晴らしいですし、劇中の黒いドレスがとても似合っていました。
    あとは三浦透子さんも声といい笑い顔といい素敵でしたね。

    🔶東京国際映画祭での 舞台挨拶です
    >井浦新、『徒花 ADABANA』甲斐さやか監督は「内側の魂が分厚い監督」
    https://2024.tiff-jp.net/news/ja/?p=64964

  2. 『徒花 -ADABANA-』甲斐さやか監督舞台挨拶を鑑賞しました。
    井浦新の主人公・新次に憑依したような役作り、また所作からして別人とわかる「それ」の演じ分けは見事でした。
    水原希子の凛とした佇まいが『ブレードランナー』のレイチェルを連想させました。レプリカントで境遇も似てますし。
    甲斐さやか監督の舞台挨拶で「カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』はクローン人間側から描いた臓器提供者の話で、『徒花』はクローン人間から臓器提供される側の人間の立場から描いた映画で、アンサー作品でしょうか?と監督に質問したところ、映画の企画は『わたしを離さないで』よりも前ということを聞いて意外でした。質問できて良かったです。
    甲斐さやか監督、舞台挨拶にお越し頂きありがとうございました。

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