あまや座

茨城県那珂市瓜連あるミニシアター

明日へ /2018年2月24日〜3月2日

「明日へ」

©「明日へ―戦争は罪悪であるー」製作委員会

【上映日程】
2018年2月24日(土)、26日(月)〜3月2日(金) 10:05~12:00
2018年2月25日(日) 
10:05~12:00『明日へ』上映
12:00~12:30 藤嘉行監督舞台挨拶

仏の教えの第一は「不殺生」、人の命を損なう戦争は罪悪だ2015年の秋、安保法案に反対する国会前のデモのニュースが、テレビからながれる。老人ホームで余生を過ごす98歳の元落語家、金山亭我楽こと藤尾純次(岡本富士太)の胸に、故郷瀬戸内の島の一人の僧侶・杉原良善(中原丈雄)の姿がよみがえる。1932年(昭和7)、日中戦争から太平洋戦争に向かう戦争の時代。噺家になりたい13歳の純次(松田優佑)の背中を押したのが良善和尚だった。東京へ弟子入りし落語家となった純次(小倉レイ)は、出征のため6年振りに里帰りし和尚と再会するが、境内での出陣式で、良善は突如「戦争は罪悪で人類に対する敵、すぐにでも止めたほうがええ」「逃げて帰って来い。人殺しはするな」と説教を始める。それまで戦争に協力する説教を語っていた良善のこの変化には何があったのか……。

監督:藤嘉行
出演:中原丈雄、小倉レイ、小倉一郎、上條恒彦、岡本富士太、石住昭彦、奥山琴夏、平岡衣津子、上杉陽一、他
2017年/ 105分/日本/
公式HP http://eiga-ashitae.com/

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. 2015年の秋、安保法案に反対する国会前のデモのニュースが、テレビからながれる。そこからはじまる藤嘉行監督の『明日へ 戦争は罪悪である』は、人としての基本であり、相手を傷つけてはいけない、殺してはいけない、ということを単純に目の前に突きつけてくる。単純というのはそれが戦争当時に「一殺多生」という解釈から戦争を擁護した僧侶に対し、「不殺生」の教えを貫くという姿勢が、こねくり回さない素直な力があり、判りやすく共感できるのです。
    いやー、久しぶりに泣いてしまった。みなさんに観てほしい映画です。

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