あまや座

茨城県那珂市瓜連あるミニシアター

彼女の人生は間違いじゃない / 11月18日〜12月1日

「彼女の人生は間違いじゃない」
Ⓒ2017『彼女の人生は間違いじゃない』製作委員会

【上映日程】
2017年11月18日(土)〜11月24日(金) 15:30〜17:39
2017年11月25日(土)〜12月1日(金) 19:00〜21:09
※毎週水曜日定休日

「さよなら歌舞伎町」「ヴァイブレータ」の廣木隆一監督が、出身地の福島に暮らす人びとを描いた処女小説を自身のメガホンにより映画化。
仮設住宅で父と2人で暮らすみゆきは市役所に勤務しながら、週末は高速バスで渋谷に向かい、デリヘルのアルバイトをしている。父には東京の英会話教室に通っていると嘘をついている彼女は、月曜になるとまたいつもの市役所勤めの日常へと戻っていく。
福島と渋谷、ふたつの都市を行き来する日々の繰り返しから何かを求め続けるみゆき、彼女を取り巻く未来の見えない日々を送る者たちが、もがきながらも光を探し続ける姿が描かれる。
主人公みゆき役に「グレイトフルデッド」「日本で一番悪い奴ら」の瀧内公美。父親役の光石研のほか、高良健吾、柄本時生、篠原篤らが脇を固める。

監督:廣木隆一
出演:瀧内公美、光石研、高良健吾、柄本時生、篠原篤 他
2017年/119分/日本/ R15+ /  配給  ギャガ
Ⓒ2017『彼女の人生は間違いじゃない』製作委員会

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. この映画で、今思っても涙が流れるのが、桜の下で三人で桜を見上げる写真を眺める、公民館での娘と親父のシーン。
    母親との出会いを何度でも娘に話しながら、俺と出会っていなければ、あいつは死なかったという親父。それを、聞き飽きたという娘。癒えない悲しみがこの映画にはある。
    同じ監督の作品でも、時代で愛される時と愛されない時があり、でも愛される時にそ
    の監督に出会ってしまうと、その監督とは目が離せない長い付き合いになる。廣木監
    督だと『800 TWO LAP RUNNERS』(1994年)と『東京ゴミ女』(2000年)で彼の作品を
    追いかけるようになった(『東京ゴミ女』の流れでは脚本の及川さんの『火星のカノ
    ン』が素晴らしいのです)が、こんな息の長い監督というか作品を連発する監督にな
    るとは驚きです。
    日本映画街フォーラムで「新作!日本映画だよ~ 」 https://www.facebook.com/events/389248324830663/ というコーナーをやっていて新作日本映画を月に30本くらい紹介しているが、新春にも『伊藤くん A to E』の廣木監督の封切り作品の紹介を自分で書いていて、今でも、年2~3本公開できるパワーって(繋がりって)凄いと感心させられる。

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