「斬、」
©SHINYA TSUKAMOTO／KAIJYU THEATER
【上映日程】水曜定休日 ※12月31日 〜1月2日 休館
2018年12月22日（土）12:00〜13:30、19:45〜21:15
2018年12月23日（日）塚本晋也監督 舞台挨拶【満席となりました】
12:10〜13:30 上映
13:40〜14:10 塚本晋也監督 舞台挨拶
14:10〜14:30 サイン会
20:30〜21:55 上映
2018年12月24日（月）〜28日（金）12:00〜13:30、19:45〜21:15
2018年12月29日（土）、30日（日）17:50〜19:20
2019年1月3日（木）、4日（金）17:50〜19:20、19:30〜21:00
2019年1月5日（土）〜11日（金）16:50〜18:20
2019年1月12日（土）〜17日（木）10:05〜11:35
「野火」「六月の蛇」の塚本晋也監督が、池松壮亮と蒼井優を迎えて描いた自身初の時代劇。250年にわたって続いてきた平和が、開国か否かで大きく揺れ動いた江戸時代末期。江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄される浪人の男と周囲の人々の姿を通し、生と死の問題に迫る。文武両道で才気あふれる主人公の浪人を池松、隣人である農家の娘を蒼井が演じ、「野火」の中村達也、オーディションで抜擢された新人・前田隆成らが共演。「沈黙 サイレンス」など俳優としても活躍する塚本監督自身も出演する。2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。
監督：塚本晋也
出演：池松壮亮、蒼井優、中村達也、前田隆成、塚本晋也、他
2018年/ 80分 / PG12 /日本 / 配給 新日本映画社
公式HP http://zan-movie.com/
塚本監督「斬、」とクリスマスカード
メリー、クリスマス！
「斬、」の塚本監督からクリスマスカードを12/22のあまや座での舞台挨拶の時に入場者全員に頂きました、感謝です。
舞台挨拶は、監督の落ち着いた受け答えが、観客へも伝わりほのぼのとしたものでした。監督から「ぜひ、口コミでたくさんの友達に「斬、」を観てもらえるように応援してください」とのこと。
「斬、」を観て、出だし農家出の自分としては、田んぼの草は稲より背が高んだよ、稲の下にあんな草があるわけあんめ！と思ったが、あとは完璧。一つの（未来に作られる作品があるとして、その）映画のプロローブの様な作品、たとえば、ある覇者が過去を振り返って、なぜ今の自分が作られたかを語る様な映画であり、その若者であるが為の苦痛や生き様が、旨く描かれている。池松さん塚本さんの殺陣も完璧、長い髪を垂らした後の蒼井さんの存在感は一見の価値があり。
ぜひ この機会に見てくださいね。（1/17まで）
＊12歳以下のお子さんは、保護者の許可が必要です。
舞台挨拶の当日は、劇場を取り囲むように入場者がいるなか、監督は３０分前には劇場入り。何してるの？と聞いたら音響チェックをしているとのこと。ちょっと高めな音響で、出だしの音楽の中に溶け込んでいるチーン、チーンという鐘の音も明確に伝わる旨さでした。
サイン会の折り、私は「ヒルコ・妖怪ハンター」の大ファンなので、そう伝えたら「古い映画だね」と^^;（観てないのは最近の「KOTOKO」と「野火」だけで、あとは全て観てるのだが、言葉たらずでした）「ヒルコ」で湖畔に浮かぶ美しいシーンに感動したのは、2,30年前かと思いながら記念写真を撮って頂きました。