「ウルフなシッシー」
©楽しい時代／モクカ
【上映日程】水曜定休日
2018年12月8日（土） 14:20〜15:49 上映後 舞台挨拶：主演・根矢涼香さん
2018年12月10日（月）13日（木） 14:20〜15:49
2018年12月16日（日）、18日（火）、21日（金） 19:15〜20:44
男と女の痴話ゲンカをシニカルに描いたコメディ。売れない女優アヤコは、舞台のオーディションに落選した憂さ晴らしのため、こじゃれたバーで親友ミキと盛り上がっていた。そんなさなか、アヤコの彼氏の新米AV監督・辰夫が呼んでもないのに彼女たちの前に現れる。アヤコと辰夫は破局寸前の微妙な関係。空気を読まない辰夫によって、場の空気が一気に険悪なムードへと変わっていく。ミキが帰り、残された辰夫と泥酔したアヤコは互いの不平不満を吐き出し、罵詈雑言の応酬へと突入する。監督、主演は本作が初の劇場公開作品となる大野大輔。2017年のTAMA NEW WAVEコンペティションで、グランプリ、ベスト男優賞、女優賞を受賞。
監督：大野大輔
出演：根矢涼香、大野大輔、真柳美苗、中村だいぞう、本村壮平、他
2017年/ 79分 / 日本 / 配給 楽しい時代、モクカ
公式HP https://aoyama-theater.jp/feature/if_sp_oono
「ウルフなシッシー」（あまや座にて）
https://aoyama-theater.jp/feature/if_sp_oono
面白いです、訳わかんない大根のシーンもありますが(笑）
同棲している二人（売れない女優と、ＡＶ監督から俳優に転進した男）の会話劇。コミカルなコメディと思い、以前観た、今泉監督の「こっぴどい猫」（当時、”21世紀型ダメ恋愛映画”の旗手）のモト冬樹演じる主人公の長男夫婦の会話(笑）を思い描いていた。
しかし、映画を観ると話の受け答えが意外とまじめ（特に男側）で、また、会話の途中に、電話にきて営業というか仕事トークになるのが、一定のテンポの中で息抜きになって凄く面白いのである。
本上映終了後、根矢涼香さんの舞台挨拶があり、「セリフはアドリブですか？」と問いに「ほとんど脚本通り」という。また監督（主演も兼ねてる）も映画を完成するために良い意味でワンマンであり、セリフも実際監督自身が考えている本音なんだろうな～と思え、納得。と、思うと大野監督が、渡邊 文樹監督（私が若い頃暴れていた^^)『家庭教師』や『島国根性』の）に思えてきて。意気に感じて、大野監督のパワー溢れる作品を今後も応援していきたくなりました。もちろん、地元の根矢涼香さんも応援！