あまや座

茨城県那珂市瓜連あるミニシアター

男はつらいよ 旧作特別上映 / 2020年2月1日(土)〜2020年3月6日(金)

松竹映画『男はつらいよ』シリーズは、
山田洋次原作・脚本・監督(一部作品除く)・渥美清主演で1969年に第1作が公開され、以後1995年までの26年間に全48作品が公開された国民的人気シリーズです。
誰もが笑い元気になれる日本人の心の原風景を描きつづける本シリーズは、主人公の名前から、作品自体が「寅さん」の愛称で呼ばれることも多く、現在まで幅広い世代から愛され続けています。
そんな寅さんの過去作から、選りすぐりの5作品をあまや座で公開します!
そして、その後、3/7〜は新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』の上映も!!
ぜひ、今も色褪せない作品とをご堪能ください!
【監督】山田洋次
【主な出演者】
車寅次郎:渥美清
さくら:倍賞千恵子
車竜造:森川信(1〜8作)、松村達雄(9〜13作)、下條正巳(14〜49作)
車つね:三崎千恵子
御前様:笠智衆
諏訪博:前田吟
諏訪満男:中村はやと(2〜26作)、吉岡秀隆(27作〜49作)

「男はつらいよ(第1作)」


【上映日程】 ※水曜定休日 
2020年2月1日(土)〜7日(金)10:05〜11:46、19:20〜21:03
寅さんが20年ぶりに、故郷柴又に帰ってくる。歓迎ムードも束の間、寅は妹さくらの縁談をぶちこわし、また旅の人となる。奈良で旅行中の御前様とその娘・坪内冬子(光本幸子)と再会。幼なじみゆえ、気さくな冬子に恋をした寅さんは、帰郷してからも冬子のもとへ日参する。一方、裏の印刷工場につとめる諏訪博は、さくらへ想いを寄せていた・・・
フジテレビ版の結末に抗議が殺到したこともあり、寅さんをもう一度、ということで山田洋次監督自ら企画。ワイドスクリーンいっぱいに、元気溌剌な寅のハチャメチャぶりが爆笑を誘う。マドンナは新派のトップ女優で、これが映画初出演の光本幸子。博の父には名優・志村喬。マドンナ:光本幸子  ゲスト:志村喬  1969年製作/91分/日本/配給:松竹
「男はつらいよ 寅次郎相合い傘 (第15作)」

【上映日程】 ※水曜定休日 
2020年2月8日(土)〜14日(金)10:05〜
青森で知り合った中年男・兵藤謙次郎(船越英二)と旅を続ける寅さんは、函館のラーメン屋の屋台で、なんとリリー(浅丘ルリ子)と再会を果す。初夏の北海道で、気ままな道中を楽しむ三人。兵藤は、小樽で初恋の信子(岩崎加根子)に一目だけ逢おうとするが、それを“男の甘え”とリリーは寅さんに当たって、二人は大げんか。そのままリリーと別れた寅さんは、リリーのことが気がかりな毎日。そんなある日、リリーが柴又へとやってきて…
寅さんとリリーの再会。結婚に失敗したリリーは、再び歌手となり旅暮らし。寅さんは、船越英二扮する冴えない中年男・兵藤と旅をしている。三人が揃って旅をする場面は幸福な気分に満ちあふれている。パパさんこと兵藤が、持って来たメロンをめぐっての一悶着は「メロン騒動」と名高い。リリーと喧嘩した寅さんが、雨の降る柴又駅へリリーを迎えに行く“相合い傘”シーンは、シリーズ屈指の名場面。マドンナ:浅丘ルリ子  ゲスト:船越英二   1975年製作/91分 日本/配給:松竹
「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け (第17作)」

【上映日程】 ※水曜定休日 
2月15日(土)〜21日(金)10:05〜
寅さんが20年ぶりに、故郷柴又に帰ってくる。歓迎ムードも束の間、寅は妹さくらの縁談をぶちこわし、また旅の人となる。奈良で旅行中の御前様とその娘・坪内冬子(光本幸子)と再会。幼なじみゆえ、気さくな冬子に恋をした寅さんは、帰郷してからも冬子のもとへ日参する。一方、裏の印刷工場につとめる諏訪博は、さくらへ想いを寄せていた・・・
フジテレビ版の結末に抗議が殺到したこともあり、寅さんをもう一度、ということで山田洋次監督自ら企画。ワイドスクリーンいっぱいに、元気溌剌な寅のハチャメチャぶりが爆笑を誘う。マドンナは新派のトップ女優で、これが映画初出演の光本幸子。博の父には名優・志村喬。マドンナ:太地喜和子 ゲスト:宇野重吉、岡田嘉子 1976年製作/109分 日本/配給:松竹
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 (第25作)」

【上映日程】 ※水曜定休日 
2月22日(土)〜28日(金)10:05〜
懐かしいリリー(浅丘ルリ子)から、寅さんへ手紙が舞い込んでくる。彼女は沖縄で仕事中に倒れて、入院しているという。“寅さんに一目逢いたい”というリリーの願いを叶えるべく、寅さんは那覇へ向かう。懸命の看病の甲斐あって、リリーは退院。二人は小さな家を間借りして同棲を始める。ある日、気を許し合っただけに、二人は大げんかをしてしまう…
寅さんとリリー、ついに沖縄で同棲! 毎回、お互いの心を通わせて来た二人の愛は果たして成就するのか? 灼熱の沖縄を舞台に大人のロマンスが展開する。下宿先の息子・国頭高志(江藤潤)との間に、焼き餅を焼く寅さん。「あんたと私が夫婦だったら」というリリーの女性としての想い。情熱的なリリーと、売り言葉に買い言葉の寅さんの喧嘩は、お互いの愛情の発露のようでもある。そんな二人に気をもむとらやの人々。爽快なラストシーンも含めて、シリーズ屈指の傑作となった。
マドンナ:浅丘ルリ子 ゲスト:江藤潤 1980年製作/104分 日本/配給:松竹
「男はつらいよ 口笛を吹く (第32作)」

【上映日程】 ※水曜定休日 
2月29日(土)〜3月6日(金)10:05〜
博の父・飃一郎の墓参で、備中高梁にやってきた寅さん。蓮台寺の住職・石橋泰道(松村達雄)の娘・朋子(竹下景子)に一目惚れした寅さんは、二日酔いの住職に変わって、見よう見まねで法事を勤め上げてしまう。そんなある日、飃一郎三回忌で、さくら夫婦は満男とともに岡山へ。相続をめぐる兄弟の対立もあり、すっきりしない博たち。しかも法要で読経をしたのは、なんと寅さんだった・・・
第8作『寅次郎恋歌』で家庭の大切さを、第22作『噂の寅次郎』で人間のはかなさを、寅に教えてくれた飃一郎の法事で、岡山にやってきたさくらたちは、寅さんが坊さんになっているのでビックリ!という、もっともスリリングかつ喜劇的な展開となる。啖呵売で鍛えた説法は、なによりもありがたい効力を発揮し、寅さんは水を得た魚のよう。朋子の弟の中井貴一と、幼なじみの杉田かおるのエピソードを絡めつつ、朋子のために僧籍に入る決意までする寅さんの奮闘努力ぶりが描かれた、幸福感に満ちた一篇。
マドンナ:竹下景子  ゲスト:松村達雄、中井貴一、杉田かおる 1983年製作/95分 日本/配給:松竹

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